今夜、世界からこの恋が消えてもの感想（ネタバレ含む）

9月7日(水)、久しぶりに映画を観ました。

水曜日は1200円で観られるらしく、安く観られるのなら何か観ようと思い上映スケジュールを確認。

『今夜、世界からこの恋が消えても』を観ることに！

7月に上映されていたから、もう1ヶ月以上経っていて今更かと思ったが…

なんとなく気になっていたのでこの機会にと思って！

ここから感想、ネタバレもありますのでご注意〜

ひとことで言うと、大感動！！！

中盤から終わりにかけては涙止まらずティッシュ大量に消費…

ヒロインの真織は交通事故にあってから前向性健忘になり、寝るとその日1日の記憶を無くしてしまう。だから毎日日記を書いて、毎朝起きたら必ずその日記を読んでいる。

1日過ぎるごとに日記は増えていき、毎朝読むのもどんどん追いつかなくなるけどそれでも必死に読み記憶を戻していく。

主人公の透はいじめられていたクラスメイトを守るため、いじめっ子より真織に告白するよう言われた。好きでもなく、嫌がらせであったが仕方なく真織に告白するとまさかのOK！

それから恋人同士であるかのように振る舞おうと約束し、一応交際が始まる。その交際には3つの約束があった。

１、放課後まで話さないこと。

２、連絡は端的に。

３、本気で好きにならないこと。

しかし透は真織の前向性健忘のことは知らず、知っているのは親友の泉のみ。泉は2人の交際を心配していたが、徐々に応援するように。

それは透も真織の前向性健忘のことを知り、真織の1日を明るく楽しく過ごせるよう毎日を過ごしていたから。デートを重ねるが、真織にはその記憶は残らない。メモや写真、動画で残していく。もちろん寝る前に日記を書いて、次の日に見返す。

だが2人は3つ目の約束を守れず、本気で好きになり合う。

「忘れたくないよ…」の真織の言葉には涙が止まりませんでした…

「ずっとそばにいる」との透が言ったが、それは叶わず…

透は心臓が弱く、家で倒れ、不整脈を起こし突然亡くなります。透の母も心臓病で亡くなっており、遺伝であると言われていたらしく…だがこんなに突然…

透は亡くなる前、泉に「俺に何かあったら、日野（真織）の日記から俺を消してほしい」と伝えている。それは元々2人は交際していなかったものとするよう…

真織と泉は透の通夜に行く。真織は遺影の彼を見て涙。彼の記憶は残っていないはずなのに、まるでそれまでの記憶があるかのように泣く。

真織が寝ている間に日記や泉はスマホを取り上げ、透の姉と一緒に日記等の改ざんをする。泉が真織の記憶を操作するのは辛かっただろう…泉の悲しみが込み上げる姿を見て私は涙。

しかし数年後、真織は部屋にあった1人の男のデッサンを見つける。透だ。もちろんその男が誰であるかは知らない。

だが真織は絵の具でその男を描いていく。泉は過去の日記を操作していたことを謝る。真織は本当の日記を返してもらい、スマホで当時の動画や写真を見て透との思い出を見る。

人はどんどん忘れていくのが当たり前。真織は昨日のことを覚えていくようになり、徐々に記憶を取り戻せるかも。真織だけが透のことを思い出せるのだ…

だいぶ簡略したけど、これでも長くなっちゃった…

切なくもキュンキュンする映画だった…真織と透の思い出は確かに残ってる！

どんなに大変でも大切な人のためにそばにいて生きていくことって大事。人はいつ死ぬか分からないし、当たり前にある日々を本当に幸せだと思って生きていきたい。この毎日に感謝を忘れない…！